大迫傑とは?
日本の陸上競技選手。 専門は長距離種目。
2020年の東京マラソンで日本新記録を樹立している。
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自信のない状況でスタートラインに立つことは、あり得ないと僕は思っています。
最終的にたどり着くのは誰かの意見ではなく、自分の心の声。
妥協なくスタートラインにたどり着いただけで、それはひとつの勝利。
最後まで走り切ったという喜びは格別です。だからみんなマラソンを走るのではないでしょうか。
僕は駅伝が好きではなかった。駅伝という種目に魅力があることはもちろん分かっています。でも輝いているのは自分じゃなくて学校であって、選手はただの使い捨てに過ぎないんじゃないかという思いが当時から今までずっとあるんです。
他人と協調したり、他人に合わせ、寄り添って練習をするというのは、僕にとってはなんのメリットもない、無駄な作業に思えてしまうのです。
キャプテンは象徴みたいなものです。よくキャプテンが替わったらチームが強くなったとか言いますけど、誰かに言われた程度で強くなることなんてないし、言われたからやると言うのではダメ。
大きな目標を達成するための練習の一環として出ている大会なのに、そこに合わせて調整をしてしまっている選手が多いように思います。それは最終目的が明確ではないからじゃないでしょうか。
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